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タスク詐欺とは?返金してもらえない?対処法や詐欺に遭わないための対策を紹介

「いいねするだけで簡単に稼げる」
「簡単な作業だけで楽に稼げる」
そんな甘い言葉で誘い高額なお金をだまし取るタスク詐欺。

近年、Instagramを中心としてSNSで、タスク型副業に関する詐欺が急増しています。

自分は騙されないと思っていても、ラクして稼ぎたい気持ちを巧妙に利用するタスク詐欺の罠にはまってしまう可能性は誰にでもあるものです。

この記事では、タスク詐欺の手口や騙されないための対策、タスク詐欺に遭った場合の対処法など分かりやすく解説します。

結論:タスク型副業はおすすめしない

結論:タスク型副業はおすすめしない

InstagramやLINEなどのSNSで見かけるタスク型副業は、基本的におすすめできません。

もちろん、なかにはきちんと稼げる副業もあります。

しかし、SNSから勧誘されるタスク型副業の中には、詐欺というケースも少なくありません。

タスク型副業を謳った詐欺に遭ってしまうと、高額な現金をだまし取られるリスクがあります。

タスク型副業のすべてが悪いわけではありませんが、詐欺が潜んでいるリスクも高い以上安易な利用はおすすめできないのです。

タスク詐欺とは?

タスク詐欺とは?

タスク詐欺とは、タスクの完了時の報酬を得るために送金を指示される詐欺のことです。

「いいねするだけ」といった簡単なタスクに対して報酬を支払うタスク型副業を装った詐欺であり、最終的には高額な送金を指示されてしまいます。

福利厚生タスク型詐欺とも呼ばれ、最近被害が増えているので注意が必要です。

典型的な手口

タスク詐欺の典型的な手口は以下の通りです。

  • SNSでタスク型副業の勧誘
  • 簡単なタスクの指示と最初の報酬の発生で信頼感を高める
  • より高度なタスクに参加させ最初の報酬が発生
  • 2回目以降は報酬を得るために送金が必要になる
  • タスクの失敗に対して高額な違約金が発生
  • 失敗を取り戻すためにより高額な送金が発生
  • 報酬の出金を申請しても出金のための高額な費用を請求される

手口によって違いはありますが、大まかには上記のような流れで最終的には違約金や報酬を得るための送金と言った名目で高額なお金を請求されます。

最初の段階で少額な報酬が発生することで、「お金が支払われた」と信頼感が高まります。

最初はタスクの完了だけで報酬が発生していたのに、徐々に報酬を得るためには送金が必要になる仕組みです。

1万円送金すれば2万円帰ってくるという風に、送金に応じて戻ってくる額も高くなるため魅力的に映るでしょう。

しかし、タスク自体も複雑になり追加されるごとに失敗するように仕向けられます。

そのうえで、ちょっとして失敗に対して違約金などと言って高額なお金を請求してくるのです。

最初の段階で得られた報酬も最終的に出金しようにも費用を請求されるなど何かしら理由をつけて出金されることはありません。

口座を凍結される可能性がある

タスク詐欺で報酬が支払われる口座は、専用に開設する暗号資産(仮想通貨)口座というケースが一般的です。

また、暗号資産への送金のために口座登録が必要になるケースがほとんどですが、最終的にはその口座が凍結される可能性が高いので注意しなければなりません。

口座が凍結される理由としては、詐欺に関わっている恐れがあるとして銀行側から凍結されるケースか、自分が警察に相談することで凍結されるケースが多いでしょう。

詐欺グループなどが特定されれば凍結が解除される可能性もありますが、基本的には詐欺の実行犯が特定されるのは難しく凍結解除されないケースがほとんどです。

タスク詐欺に関する口コミ

タスク詐欺に関する口コミ

ここでは、タスク詐欺に関する口コミを見ていきましょう。

タスク詐欺の勧誘を受けたという声は多く上がっています。

自分には関係ないと思っていても、タスク詐欺は身近に潜んでいるものです。

「ラクして稼げる副業」の勧誘が来た場合は、一度冷静に考えてみることをおすすめします。

タスク詐欺に騙されないための対策

タスク詐欺に騙されないための対策

タスク詐欺に限らず、簡単に稼げる副業を謳った詐欺は少なくありません。

これらの詐欺に遭わないためには、安易に案件を信用するのではなくしっかりと自分で信頼性を確かめることが大切です。

ここでは、タスク詐欺に騙されないためにできることとして、以下の3つを解説します。

  • 契約内容を細かくチェックする
  • 公式HPや口コミをチェックする
  • SNSからの接近には注意する

契約内容を細かくチェックする確認

副業の内容が不明な状態で進めるのはリスクが高まるので契約書に基づいて仕事の内容を理解することが大切です。

とくに、仕事の内容・報酬額・支払い方法・契約違反などについてはしっかり確認する必要があります。

そもそも、契約書もないような副業の場合は避けた方が安全でしょう。

また、基本的に副業を始めるためも費用を請求する副業もおすすめできません。

登録料や材料代・マニュアル代などさまざまな名目がありますが、どのような名目であれ事前に費用を請求してくる副業は詐欺の危険性が高くなります。

公式HPや口コミをチェックする

依頼元の公式HPなどから、依頼元の会社の信頼性をチェックしておくことも重要です。

HPが存在しない・情報が薄いという場合は、信頼性は高いとは言えません。

また、口コミや評判と言った第三者の意見をチェックしておくことも有効です。

もちろん口コミのすべてが正しい訳ではありませんが、詐欺などの危険性が高い案件はネガティブな口コミが多い傾向にあります。

SNSからの接近には注意する

SNSで副業広告を目にする方も多いでしょう。

SNS経由の副業のすべてが詐欺という訳ではありませんが、SNSでの副業案件には詐欺まがいが多いのも事実です。

SNS副業には詐欺も多いということを頭に入れておくだけでも、詐欺に対する意識が変わってきます。

返金してもらえる?タスク詐欺に遭った時の対処法

返金してもらえる?タスク詐欺に遭った時の対処法

タスク詐欺に遭ってしまうと、返金してもらえる可能性はほとんどありません。

送金先の口座名義人に返金を要求すること自体は可能ですが、口座が不正に作られたものなどで相手が特定できないケースがほとんどでしょう。

仮に特定できた場合でも、タスク詐欺では海外の詐欺師の可能性も高くその場合は国の違いによる法律の壁が立ちはだかります。

このように、タスク詐欺でお金をとられてしまうと返金が難しくなることは、覚えておきましょう。

だからと言って、何も対処しないのは他の被害を増やすことにもつながるのでお勧めできません。

タスク詐欺に遭ったと感じたら、即座に次のような対処をとるようにしましょう。

  • 消費生活センターに相談
  • 警察に相談
  • 銀行に報告
  • 弁護士に相談

警察の場合、「サイバー犯罪専用の通報窓口」があるので活用するとよいでしょう。

また、詐欺に利用された恐れのある口座を放置していると、さらに詐欺師からお金を抜かれてしまうなど口座が悪用されるリスクがあります。

速やかに銀行に報告して凍結することで、お金は戻ってこなくてもそれ以上悪用されることを防げます。

弁護士に相談して回収を目指す方法もありますが、弁護士に依頼すると着手金などがかかりかけた費用を回収できない可能性もあるので注意が必要です。

タスク詐欺のまとめ

タスク詐欺のまとめ

ここまで、タスク詐欺について典型的な手口や詐欺に遭わないためにできること、対処法について詳しくお伝えしてきました。

いいねをするだけといった簡単なタスクで稼げると謳って高額なお金をだまし取るタスク詐欺に遭うと、返金してもらえる可能性はほとんどありません。

タスク詐欺に遭わないためにも、SNS副業のリスクを理解し案件の内容や依頼会社をしっかり調べるなど、自分で信頼性を確かめることが重要です。